2015年1月28日(水)「雲竜渓谷」参加者6名


6時前に林道ゲート登山口に到着、未だ真っ暗。少し明るくなるまでユックリ装備を整える事に。

ヘッドライトあるし凍結路面で滑らぬよう注意すれば良かろう…と空が白み始める前に出発です。

少し明るくなって来た頃、路面は圧雪部分やアイスバーン状態が続くので、此処でアイゼンを装着。

6人のハイカーがアイゼンで歩くとザック・ザクと凄い音がしますね。大勢の兵隊が行進する音みたい。

稲荷川展望台で小休止。滝田会員、アイゼンの装着について会長から色々アドバイス受けていました。

洞門岩ポイントに到着、雲竜渓谷へ入るコースは林道コース、沢コースと選べますが、さて如何するかな?

林道コースは距離が長いけれど安全なので初参加メンバーを引き連れて松本会長は林道コースへ。

前川・荒田会員は冒険心旺盛?で、沢コースを選択。今年はことのほか水量が多く渡渉するのに一苦労。

雲竜渓谷入口には林道コース組より15分ほど早く到着しました。二人揃って写真に収まります。

仲間を待つ間、左手ピーク方面を見上げると、木々に霧氷が見られました。青空に白い霧氷、綺麗!

林道コース組と合流、凍結した急な階段を下り渓谷へ向かいます。此処からが渓谷の核心部ですョ。

幾度か沢を渡渉しながら進んで行くと渓谷が狭まり前方に「友不知」の氷柱群が見え出して来ました。

「友不知」と呼ばれるこの場所は余りの絶景に目を奪われ一緒に来た筈の友人の行方が?って事かな。

この所の暖かさで氷柱は昨年・一昨年よりも細っている様な印象でした。でも凄い氷柱群ですねぇ。

更に奥の「燕岩」方面へ足を進めます。この日はハイカーも少なく雲竜渓谷貸切り状態(^^)

「燕岩」が目の前に現れました。氷柱が大きく育った 時は4本程の大氷柱になる様ですが、今年は2本。

氷柱内側の「氷の神殿」へ侵入しました。此処は神秘的な雰囲気が味わえます。後ろには雲竜瀑。

正面から見た「燕岩」の氷柱と「氷の神殿」。気温が上がりだすと氷柱の崩落が発生しますので要注意。

「雲竜瀑」は氷瀑規模も少しショボイ感じで滝壺へのルートも危険な様子、今回は下から眺めるだけ。

 滝壺で昼食休憩…と予定していたけど切り上げて戻る事になりました。まぁ、氷柱は楽しめたし。

も一度「燕岩の氷柱・氷の神殿」の横を通過して見上げます。それにしてもデッカイですねぇ。

「友不知」に太陽光線が当たりはじめ、来た時とは違った表情の氷柱群の景観も楽しめました。

見事な氷柱も今年は見納め。名残惜しく幾度も振り返り写真撮影しながら来た時のルートを辿ります。

天気も上々「時間早いし、いっその事、女峰山にでも行きたいねぇ」なんて冗談が出るくらいイイ感じ。

帰路のルートは全員揃って林道コースを辿ります。一つピークを越せば距離は長いけど下り一方です。

午前10時頃「洞門岩」に戻って来ました。小腹が空いた事だし用意していた「お汁粉」作りましょう。

冬場の定番メニュー「お汁粉」出来上がり。今日のお味は如何?「お餅も入ってとっても美味い!」

みんなで美味しそう・・・と丁度休憩していた若いご夫婦が羨ましそうに眺めていました(笑)

稲荷川展望台に戻った頃、未だこれから雲竜渓谷へ向かうハイカーもポツポツいるようでした。

林道ゲートへ無事?帰着。誰かさん、沢を渡る時にアイゼン引っ掛けて転んだ人いたけど大丈夫かな。

お昼過ぎ「カタクリの湯」でゆっくり温まった後、お疲れさんの乾杯! 運転手はノンアルビール。

カップ麺のお弁当持って行ったけど結局食べずに此処で美味しい「お蕎麦」を食べて帰りました。

≪ レポート作成 荒田 ≫

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