タイトル
平成20年4月8日掲載


                                栃木支部長
                                岩 村  博


     シャープ健康保険組合に加入されている皆さんへ!!

 これまで市町村が実施してきた、「住民基本健診」が廃止され、4月からは新しく
健康保険組合から案内する、「特定健診」の対象者となります。
全国に散在している皆さんについては利用し易い特定健診の受診体制を整備中です。
現時点では、1つは、市町村が実施してきた住民基本健診を利用する体制、もう1つ
は、上部団体の健康保険組合連合会が全国健診機関と代表一括契約する体制です。
 
 特定健診受診体制が整い次第、対象の方には具体的な受診時期・受診方法・受診機
関等について、シャープ健康保険組合から連絡が有ります。
受診費用については本年度は無料の予定です。

2008年4月から「高齢者の医療の確保に関する法律」により、40歳以上74歳以下の被保
険者と被扶養者を対象にメタボリックシンドロームの予防・解消に重点をおいた「特定
健診・特定保健指導」の実施が健保組合に義務化されます。

○ 特定健診とは、
 「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の概念を取り入れた新しい健診の
 ことです。特定健診の結果と医師の判断により「特定保健指導」を対象となった方に
 は案内があります。

○ 特定健診の対象者は、
 40歳〜74歳(2008年4月1日から2009年3月31日到達年令)の特例退職者本人と被扶養
 者(家族)の方が対象です。

○ 特定健診でこれまでの健診がどう変るか、
 メタボリックシンドロームの観点から健診項目に「腹囲(男性85CM・女性90CM以上の
 人は注意)」測定等が追加されます。血液検査の一部や問診項目を改定します。
 受診費用は無料の予定です。

市町村の「住民基本健診」は廃止され、シャープ健康保険組合からの「特定健診」対象
者となります。

◎ メタボリックシンドロームとは、
 メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症を併
発した状態です。相乗的に糖尿病など生活習慣病の発生頻度が高まることから病気を発
見する従来の健診から、予防に有効な「早期発見」手法として、今後、特定健診に取り
入れることになりました。

 特定保健指導は、特定健診結果をもとに運動・食事・喫煙などの生活習慣改善を促し、
自らの行動目標を設定・実行できるよう専門スタッフによる支援のことです。


                                  以上