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平成24年5月1日掲載
桜の花

 前回も桜に関することを記載しましたが今回も桜に因んだ内容になりました。 今年は天候が不順だったので4月の後半になって県内でも桜の花便りが聞こえ始めたかと思うと、あっという間にそれも散ってしまいました。

 “世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし” (在原業平)
 (この世にもし桜の花がなければ どれほど心穏やかに 春を過ごすことが出来ることでしょう)  と、昔から日本人にとって桜ほど愛されている花はないでしょう。

桜の名所としては全国に数多くありますが、まだ間に合う桜の花を楽しめる場所としては、東北地方から北海道になりますが、お勧めは青森県の弘前城、岩手県の北上展勝地、秋田県の角館桧木内川堤、宮城県の白石川堤千本桜、福島県では三春の滝桜、会津若松城、二本松城などがあります。 東北復興支援のつもりで行かれてはいかがです?

一方、アメリカのワシントンDCのポトマック河畔の桜並木は見事な花が咲きます。 30年前にそこを訪れたときは、満開に時期で枝いっぱいにビッチリと花が咲いていたのを今でも思い出します。 今年は桜の寄贈から100周年になるそうで、日本は再びアメリカに桜の苗木を贈り、アメリカはその返礼としてハナミズキを計3000本を東京と東日本大震災の被災3県に寄贈するとのことです。政治色は抜きにして、お互いが協調し桜やハナミズキの花を楽しむことは結構なことです。

退職後景色や花を楽しむという気持ちが生まれ、そこそこ花をめぐりその季節を楽しむようになったのも、年をとったという証拠かな?あるいは精神的に余裕が出たのかな?と自分なりに納得しています。

                                                    以上