正月行事
新しい年を穏やかに迎えられたことと思います
先日、矢板市の成人式を見る機会を得ましたので、会場に行きました。
TVでは一部の地域で成人式の式場や式後に大騒ぎをしているのを報道されたりしますが、
矢板市の成人式は至って静かでスムーズに進行しました。
式は毎年公募で選出された新成人の実行委員(今年は7人)により、記念事業の企画から
式の進行を担当したとのことでした。
会場には約100人ほどの家族が来ていました。ほとんどが母親と思われますが、
知っている人がいましたので聞いてみますと「娘が式に出席しているから」とのこと。
考えてみれば特に父親にとって、娘の着物姿を見るのは成人式と、結婚式くらいなので
会場ではじっくりと我が娘の晴れ着姿を楽しんだことだろうと推察しました。
やはり女性の着物姿は華々しく、また男性も数人羽織、袴姿で参加していたが当人や
家族だけでなくそこにいる人にも楽しい気分を味わうことができました。
我々が子どもの頃は、正月には着物姿の人を見るのは当たり前の事でしたが、最近は元日から
商店は営業をしていて改めて正月に何をする、ということもなく年がら年中変化がない生活を
過ごすようになり、節目節目の行事にも参加者が少なくなり、だんだん日本の伝統行事が廃れつつ
あるのが寂しく感じるようになりました。
以上
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